
友達が本当にいなくて家でゴロゴロしています。

友達がいなくてもいいんじゃないですか。
それの何が悪いのか僕には分かりません。家でゴロゴロすることは悪いことであるという風潮っておそらく昭和の時代の風潮だと思うんですよ。昭和って家が狭くて子だくさんだったんです。今ってせいぜい1人か2人で、3人とか4人子供を産むことは滅多にないんですけど、昭和の時代って3人4人子供を産むことが当たり前で個人部屋は基本的になかったんですよ。だから子供は日中遊びに行くだったりとかでさっさと家を出てほしかったんですね。
なので当時は家の中にいないほうが部屋を広く使えて良いよねみたいな風潮があったんですけど、今の時代は個人部屋があるので家に居てはいけないという価値観なんて特にないと思います。あと日本の場合は休むことが良くないみたいな謎の空気があるんですけど、今フランスはバカンスシーズンで2ヶ月間ぐらいお店とか役所ほとんど動かないですね。
フランスってこの期間に有給を2〜3週間取れるので「担当者が9月まで帰ってきません」みたいなことってごくごく当たり前に起きるんですけど、そもそもフランス人って1年間をこの2〜3週間のバカンスのために生きているので「バカンスがなかったら仕事をしない!」という風潮が圧倒的に強いんです。日本人の場合だと何のために生きているのかを仕事のやりがいとかにリンクさせる人が多いんですけど、フランス人は休んでダラダラ過ごすことが人生なので当たり前なんです。
キリスト教の価値観から見ると働くという行為は基本的に罪を償うために行う行為なので、労働は尊いよねという日本的な価値観とは違って「労働は罰である」みたいな価値観をもっていたりするんですよ。これは僕の意見を言ってるのではなくてフランスでの一般論と日本での一般論を言ってるだけです。
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