
海外も含めて猟奇的殺人事件を起こすのは少年が多いのはなぜでしょうか?好奇心が理性を上回るのでしょうか?

子供の頃って虫を踏み殺して遊んでいたりするんですよね。
子供のほうが残酷なんですよね。例えば映画を観て感動して涙を流すのはおっさんが多かったりするんですよ。これは目の前に起きた出来事と自分の経験を重ね合わせて感情を動かすんですけど、目の前に起きた出来事に対する経験が自分の中にない場合だとそれをそのまま事実として受け止めるんですよね。例えばペットを飼って愛着をもつと「そのペットが死んだら嫌だよね…そんな感じで他の動物が死んでも嫌だよね」という共感の心をもてるようになる。
自分ではない対象に嫌なことが起きた場合に、自分も共感して「嫌だな」って思える感覚は割と歳を取る度に経験が増えていくんです。ただ子供の場合ってまったく共感のセンサーが動かなかったりするんですよ。なので「小動物を殺しても何も感じません…だって牛は殺して食べるでしょ?それに気づかないお前らバカなの?魚だって殺して食べるでしょ…だから小動物だって殺しても同じでしょ!」って考えになるんですよ。
でもそれって魚とか牛には同情しないけど小動物や小鳥には同情するという経験をもっている人には「いやいやいや」ってなるんですよ。人によっては家畜とか魚にも同情するので「じゃあ家畜とか魚を食べないほうがいいよね」ってベジタリアンになる人もいる。子供時代からいきなりベジタリアンになることはほとんどないから経験というのが結構大事だったりする。なのでもし感情的な共感をもってほしほしいのであれば子供時代に色々な経験させたほうがいいんじゃないかなと思います。
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