
31歳地方国立院卒小学校教諭7年目、最近はやや仕事に対してマンネリを感じています。この仕事は好きなので管理職を目指すよりも学級担任を続けていきたいです。小学校教諭として自分を向上させるための学び、何をすべきか、小学校教諭への批判などひろゆきさん視点で語って頂きたいです。

正しいことを教えてもその時代によって解釈って変わっちゃうんですよね。
授業として長期的に子供に何をするべきかって答えがないんですよね。普通の学校でやれるような4則演算とか外国語あたりは出来たほうが得だよねって思うんですけど、社会とか物理とか化学とかやったとしても社会に出てもほとんど使わないんですよ。社会に出て蛙の解剖とかリトマス試験紙を使って何かを調べるとかってやらないじゃないですか。かと言って記憶にしっかりと残っているわけでもないので役に立ったかと言われるとそうでもない。
とりあえず大卒のほうが暮らしやすいっていうのはあるので基本的に僕は大学を勧めてる。ただ本当に優秀な子が今の大学に行って学んだとしても社会に出たときに本当に役に立つかっていうと結構微妙。僕が大学で学んだ内容なんてほとんど使っていないですからね。僕が外国で暮らせるのは一応英語がそれなりに使えるからなんですけど、それって大学に行ったからできたわけではなくてアメリカに住んだからできたこと。なので別に大学の授業関係ないよねっていう。
本当に必要なことは調べ方だったり好奇心の持ち方とかそこらへんだと思うんですよね。なので好奇心を殺さないようにするのと、大人を信用するなっていうことを伝えるべきなんじゃないかなと思っています。基本的に学校の先生って自分の言うことに従ってくれる生徒を育てたほうが楽なんですよ。適当に漢字ドリルを渡して黙って黙々と同じ漢字を書いてくれたほうが楽じゃないですか。でもそれに対して正しいかどうかの判断なんて考えたことがない教員がほとんどなんですよ。
学校の先生が「こういうのは役立ちますよ」って銀行員を勧めたとしても、今後20年とか30年で一生得して楽に暮らせる仕事かっていうとそうでもないんです。今の小学生にとってこれが絶対正しいよね…30年後も正解だよねって言えるものがあるかっていうと僕は結構難しいと思うんですよ。僕が言っていることは30年後に間違っているかもしれないし、学校という社会しか知らない人だと尚更ですよね。
ようは親の言うこと、学校の先生が言うことを信用しない…でも疑っている素振りを見せると内心とか評価を下げられたりする可能性があるので学校の先生を敵に回すのは良くないんです。なので「こいつが言っていることは信用できないな」って思いながらそれを素振りに出さないコミュニケーション能力が必要なんじゃないかなと思います。
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